できるだけ、削らないって治療どんなのがありますか?
2021年09月17日
昭島駅前、手術用顕微鏡にて精密治療をしている
すみたけ歯科 角竹 功次 です。
当院では、顕微鏡を用いたダイレクトボンディングという治療の選択肢があります。
先日、患者さんより、
『しばらく、歯科医院に行けてなかったのだけど、
最新の治療で、なるべく削らない治療ってどんなのがあるの?』
という質問をいただきました。
当院の答え
『手術用顕微鏡にて、歯を拡大してみることで、より精密に、
過不足なく(多すぎず、好きな過ぎず、ちょうどぴったりという意)削り、
精密に詰めることで、虫歯の取り残しや、再発を防ぐことができます。』
『顕微鏡治療を用いた、ダイレクトボンディングがおすすめです。』
(ダイレクトボンディングー高強度の強化プラスティックにて歯の形をほぼ元通りの形にする治療 )
虫歯の治療をするとき、削って詰めることは皆さん、ご存じだと思いますが、
歯の大きさって、皆さん、どのくらいの大きさがあるかってご存じですか?
歯の治療が細かいってことは皆さんご存じだと思います。
大きな奥歯(大臼歯ーダイキュウシ)でも、一番の大きな部分でも、約10㎜ー1㎝です。
虫歯の部分はもっと小さいです。
時と場合によって虫歯の大きさは変わってきますが、
小さな虫歯だと1㎜以下のこともあります。
そこを、肉眼で
見落としなく削るのって、結構難しい技術なんです。
そこで、小さな虫歯を治療用のルーペ(拡大鏡)
を使用して、2-8倍くらいに拡大して治療をすることも
多くの歯医者さんでされるようになってきましたが…
当院でダイレクトボンディングをするときは
手術用顕微鏡にて、もっと大きく拡大して治療をします。
当院ではこの3台の手術用顕微鏡が活躍してくれています。
歯科医師も私含め、ほぼ常時3人が治療をあたっていますので、
1人に1台という数になりますので、
全国的にも珍しいかと思います。
顕微鏡治療では、実際の歯を4倍ー40倍くらいまで拡大できます。
精密に治療できるわけですよね。
削る器具も小さなものを使います。
1㎜以下の虫歯を削るので、もちろん削る道具は1㎜以下
1㎜の虫歯を1㎜の器具で削ったら、1㎜以上の穴になってしまいますよね。
当院では最小で0.5㎜程度のものを使って慎重に虫歯を取り除きます。
(器具は小さい方が刺激が小さいですから、痛みも小さい。)
顕微鏡の普及台数は全国の歯科医院の10%程度といわれています。
(当院のように、顕微鏡治療の良さを知って、複数台所有してるところも少なくない)
(実際の普及率は5%位かも?)
なぜ、歯科用顕微鏡が偏在するのでしょうか?
実は、この顕微鏡、持っているだけでは、
良質な治療を提供を出来るようにはなりません。
使いこなすようになるには、トレーニング、知識の習得など研鑽が必要
(顕微鏡を買っただけで使いこなせない歯医者さんも、居るとか、居ないとか⁈)
当院では、そんな精密治療ができる歯科医師が3人常駐しています。
その他の歯科医師、歯科衛生士も健在治療技術を提供すべく、研鑽中
再発が少ない、なるべく削らない顕微鏡精密治療をご希望の方は、
是非、すみたけ歯科にいらしてください。
ご相談だけでも結構です。
皆さんご自身の歯は尊いものです。
削ってしまったら、もう2度ともとには戻せません。
しっかり説明を受けたうえで、ご自身での選択が重要になります。
~治療してもらったけど、すぐに虫歯になった~
~治療したところが匂う~
~食べのも、糸ようじ(フロス)が引っかかる~
~ベロで触ると、ざらざらしている、触感が悪い~
~虫歯治療してしばらくたっているから、再度虫歯になっていないかが心配~
上記のようなお悩みをお持ちの方、是非当院の治療を受けられてみてはいかがでしょうか?
話が長くなってしまいましたので、実際のダイレクトボンディングの話題は、
次回以降に触れていきたいと思います。