無くなった歯を補う治療 メリット、デメリットしっかり説明されての選択でしょうか、その他の選択肢は?
2021年09月14日
先日、患者さんに質問されました。
ブリッジの寿命ってどのくらい?
いろいろ調べてみると、
約7年と書いてあるものが多かったですかね。
以前、私が調べた文献では、5年以内に何かしら問題が発生しているケースが多いと書いてありましたが…
前歯のブリッジの手順
ブリッジの長所
自分の歯とほとんど同じ感覚で噛める。
入れ歯と比較すると、固定式なので違和感が少ない
治療期間が短い。
1~2本の欠損であれば保険を使うことができる。
見た目の仕上がりもほぼ自分の歯と近い見た目になる
ブリッジの短所
周囲の歯をたくさん削る必要がある。
1本の歯の40~70%を削る必要があります。
たくさん削るために、神経部分を取らなければならない事がある。
削った歯が虫歯や歯周病になる可能性が高くなる。
両隣りの支える歯に負担がかかる。
負担がかかりすぎると支える歯が割れて、その歯を抜かなければならない事もある。
歯のない部分の骨が次第にやせていくことがある。
※「大切な歯をできるだけ削らずに、できるだけ長く保たせる選択肢になっていますか?」
虫歯でもない健康な歯を削ることになるのです。
https://www.implant.ac/knowledge/article/46/
より抜粋一部改変
ブリッジを選択する前に、
上記のような長所、短所についてしっかり説明されて、
ご自身の責任でブリッジを選択されていますでしょうか?
ブリッジ以外の選択肢について説明をうけられていますでしょうか?(入れ歯、インプラント)
奥歯のブリッジ
削ってしまった歯はもう二度と回復させることができません。
お金での解決しません、時ももとには戻せません。
それでもあなたは歯を削ってブリッジを入れますか?
5年先で何らかの問題が発生し、7年後に脱離し、その後ブリッジが出来ない可能性を含んでいる治療なのです。
当院では、
説明に時間を割き、患者さんが納得いくまで、
何度でもご説明いたします。
説明をしっかりすると、
ブリッジを選択される患者さんは、ほとんどいらっしゃいません。
安易に選択するのは良くないことですよね。
当院でも、少数ですが、ブリッジを選択される患者さんもいらっしゃいます。
そんなときも否定はいたしません。
患者さんの選択は尊重いたします。
皆さんのかかられている歯医者さんは、説明を重視してくれていますでしょうか?
説明に時間を割いてくれていますか?
これこそ重要な事なのです。
説明が不足していませんか?
選択肢が示されていますか?
もし疑問に思われたら、是非ともすみたけ歯科で説明を聞いてみませんか?
セカンドオピニオンを実施いたしております。
是非当院まで、ご連絡ください。
歯を残す歯医者、歯をなるべく削らない歯医者ー歯が長く健康的に持つことを最優先しています。