何気ない癖が、あなたの体を蝕む⁈ ちょっと心がけるだけで、あなたのお口の中が快適に⁈
2021年10月10日
今日は、
長く健康な歯で、いつでも美味しく健康的な食事を、皆様にしていただきたいと思っているすみたけ歯科より、生活習慣の改善を提案致します。
すみたけ歯科 角竹 功次 です。
当院では、長くお口に健康を維持していただくため、
私たちが、技術研鑽して、良質な治療を提供することはもちろんですが、
再度歯が悪くならないように、歯ブラシなどの改善を日々おつたえししています。
それ以外にも生活習慣で歯を悪くしてしまうものがあるの、皆さんご存知ですか⁈
虫歯、歯周病の原因は、プラーク(歯垢)だということは、
この情報過多の時代、ご存じの方も多いと思います。
これが、両方の病気のメインの原因ですが…
それ以外にも、修飾因子(進行を早めたり、なりやすくしたり)、
そんな因子がたくさんあります。
その中でも、
癖に注目して…
寝相だったり、頬杖、ベロのくせ、飲み込み方、噛み癖、歯軋りだったり、
いろいろとあります。
さらに細かく詳細をお伝えしたいで、
噛み癖、歯軋りについてお伝えしたいと思います。
歯軋りには
タッピング
クレンチング
グライディング
の3種類があります。
「歯軋りしてませんか⁈」
と我々が聞くと、
「いえ、自覚ありませんし、家族から言われたことも有りません」
と言われることが多いのですが、
成人の7−8割は歯軋りをしていると言われています。
皆さんが、歯軋りと言われて想像するのは、
グライディングで、
『ギリギリ、ギシギシ』音のする歯軋りです。
タッっピングはカチカチさせる歯軋りですが、この方は私は出会ったことがありません。
そして、上記で紹介した歯軋り中で、
音のないものがあります。
それは、クレンチング!
真っ直ぐ
ギューっ
と見込むので、一般的には気付きづらいのです。
歯軋りは、特に夜間の歯軋りは、非常に大きな力がかかると言われています。
どのくらいの力がかかると思われます⁈
実は…
通常の噛む力が、体重くらいの力がかかると言われていますが、
眠っている間は、起きている時のように、
自覚がなく、
コントロールが効かないと言われています。
なので、過大な力がかかっても…
なんと、
通常の噛む力の6−7倍の力がかかると言われています。
大きな奥歯のサイズは、10㎜くらいですので、そのくらいの力がかかるとなると…
歯の大きな負担になることは、想像がつくことと思います。
その過大な力がかかると、
まずは、歯の表面に亀裂が入ります。
それより進むと、
歯の一部が欠けます。
さらに進むと、真っ二つに
(割れる場所が悪いと、即抜歯ななります。)
歯茎の位置より、割れる位置が深ければ、通常は抜歯。
当院では、少々深くても、MTM(部分矯正)によってはを歯茎の外に引っ張り出すことによって、抜歯をしないではを残すことができます。
歯が欠けたところも、深さによりますが、虫歯になりやすくなります。
窪みができれば、その部分にプラーク(虫歯菌の塊)が貯まれば虫歯になっていきます。
歯の表面を覆うエナメル質は虫歯につよいので、少しくらいの凹みでは、急激に虫歯が進むことはありませんが、
エナメル質の下にある象牙質の部分は虫歯に弱く、急速に進行する可能性があります。
そして、亀裂も虫歯をできやすくさせます。
亀裂の中に虫歯菌が侵入していくのです。
亀裂が、エナメル質を超えて、歯の内部の象牙質に達すると、虫歯が急激に進行するのです。
虫歯だけならまだしも、
歯周病なども歯軋りは進行させるのです。
歯軋りは歯に過剰な力をかけることになるのですが、弱い所にその皺寄せがきます。
歯が弱い人は虫歯に、
歯を支える骨や歯茎が弱い人は歯周病が早く進行
顎、顎関節が弱い人は顎関節症に‼︎
そんな歯軋りをなくすにはどうするのでしょう⁉︎
①行動変容療法
まず、歯軋りをしてる事を自覚、日中起きている時に、食いしばって無いから感じとり、頑張ることができたなら、噛む力を抜き、歯と歯を離す。
深呼吸などをするのも有効です。
②マウスピースの装着
基本的には夜装着するマウスピースが一般的ですが、当院では、日中も可能で有ればつけてもらう様お願いすることもあります。
番外編ー睡眠を深くする努力をする
深酒をしない
朝の日光浴
お風呂にゆっくり浸かる
夜にブルーライトを浴びる時間を短くする(最低睡眠前数時間はパソコン、スマホなどの液晶を見るのをやめる)
(ブルーライトで脳が覚醒すると言われている)
すみたけ歯科では、歯を悪くする原因にフォーカスし、再発を防止し、歯の病気を予防するために原因の除去に取り組んでいます。
歯医者に治療に通っているのに、上手く治らない、度々再発する、顎関節症 等でお困りの方
すみたけ歯科でご相談されてみませんか⁉︎