8020運動 障害自分の歯でなんでも食べられる人生を 歯列矯正②
2021年09月11日
昨日は、歯列矯正・歯並び治療について書きましたが。
気にが進めてる
『8020運動』ってご存じですか?
昨日に引き続きしてる矯正・歯並びを治したほうが良い理由を深堀してみたいと思います。
若い人も、年齢を重ねた人も、子供も男性も、すべての人を守りたい、ファミリー歯科クリニックを目指している
青梅線昭島駅 すみたけ歯科 角竹 功次です。
人生100年時代といわれるようになって久しいですが、
今後は100歳まで生きるなんてことが、現実的になってきそうですよね。
そんな時、重要となるのが、健康寿命です。
日本人は、平均寿命は言わずと知れた、世界1ですが、
健康寿命と、平均寿命に十数年の開きがあるといわれています。
95歳まで生きるとして、病床(病で療養してる)期間が15年あると、
健康に過ごせていたのは80歳までということにります。
先に触れた
『8020運動』も健康寿命を延ばすための運動になります。
実際にどういう運動かといえば、その数字が示す通り、80歳までに20本の自分の歯を残すという運動です。
本来大人は、24本から28本の永久歯をもって生まれてきます。
先日書いたように、
他の歯を守るために、親知らずを抜歯すと、24ということにあります。
本来は8024が理想なのでしょうが、20本あれば何とか健康な老後が送れるのではないかという指標になります。
しかし、ここで重要なことが
昨日、歯並びのことをお話ししましたが、
国の調査によると、
不正咬合があり、8020達成者はゼロだったという調査があるのです。
これ、我々、歯科医療関係者には、相当ショックな調査結果だったのです。
その調査で明らかになった不正咬合は
開咬(かいこう)ー後ろの歯はかみ合うが、前歯がかみ合っておらず、かみ合わせの力を分散できない
上顎前突(じょうがくぜんとつ)ー単純に言えば出っ歯(上の歯が下の歯に比べて飛び出している)
下顎前突(かがくぜんとつ)ー単純に言えば受け口(下の歯が上の歯に対して飛び出している)
過蓋咬合ー前歯のかみ合わせが深すぎて、前歯に負担がかかりやすい
歯並び、矯正というと、
日本人の中には、
見た目を改善するもの
高価なもの
といったイメージがありますが、
実は、それだけではなく、
健康寿命を延ばすのにも、病床生活時間を短くするのにも重要になるのです。
若いうちは、ピンとこないかもしれませんが、
日々刻々と不正咬合によって、歯を悪くしてしまっているかもしれません。
不正咬合を治し、
80歳でも90歳でも、100歳でも、自分の歯でおいしいものを食べませんか?
おいしいものを食べて豊かな人生を送りたいですよね。
ご自身の歯並びに自信のない方、
ぜひ、すみたけ歯科にご相談ください。